西宮市国民健康保険 慢性腎臓病(CKD)予防連携事業
更新日:2026年4月1日
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慢性腎臓病(CKD)予防連携事業
西宮市国民健康保険特定健康診査を委託医療機関で受診された人のうち、腎機能低下の危険がある人を対象に実施しています。
1.慢性腎臓病(CKD)とは?
腎臓は腰あたりに左右1つずつある、握りこぶし大(150g)程の小さな臓器で下記のような役割をしています。
・血液をろ過して老廃物や余分な水分を尿として排泄する
・血圧を調整する
・血液をつくるためのホルモンをつくる
・骨を丈夫に保つ
腎臓は私たちの健康において重大な役割を担っています。
慢性腎臓病(CKD)とは、
腎臓の働きが健康な人の60%未満に低下する、または蛋白尿が出るといった腎臓の異常が続く状態をいいます。
年をとると腎機能は低下していくため、高齢になるほどCKD患者は多くなります。
特に、以下に該当する場合は、要注意です。
- 高血圧
- 糖尿病
- コレステロールや中性脂肪が高い(脂質代謝異常)
- 肥満やメタボリックシンドローム
- 腎臓病、またはご家族に腎臓病の人がいる
また、CKDは、心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患の重大な危険因子となるため、腎臓を守ることは血管を守り、心臓や脳を守ることにもつながります(日本慢 性腎臓病対策協議会ホームページより、一部改編)。
CKD患者は、日本の成人の5人に1人にあたる約2,000万人の患者がいると考えられ、新たな国民病といわれています(CKD診療ガイド2024、一部改編)。
2.CKDの症状
初期には自覚症状がほとんどありません。むくみ、貧血、疲労感などの症状が現れた時には既に病気が進行している場合が多くあります。
腎臓の働きが悪化し続けると、正常な状態に戻すことはできないため、最終的には人工透析が必要になることもあります。
人工透析が必要になると、週3回程度(1回4~5時間)の通院が生涯必要となり、患者の日常生活に大きな制限がかかります。
3.西宮市国民健康保険者としての取り組み
西宮市国民健康保険者として、CKD患者の早期治療及び重症化の予防を図り、新規の人工透析患者が減少することを目指します。そのために、西宮市医師会、近隣の高度専門医療機関と連携し、CKD患者を専門医に適切につなぐ仕組み作りを行っています。
CKD予防協力医療機関一覧表(PDF:197KB)をダウンロード
人工透析が必要になると、被保険者の日常生活が制限されるだけでなく、保険者にとっても財政に大きな負担(患者1人あたり年間500万円程度の医療費)がかかります。
保険者として、個人の健康・生活の維持・向上及び保険者の医療資源維持のため、慢性腎臓病(CKD)予防連携事業に取り組んでいます。
4.事業の実施状況
(1)分析について
令和5年度西宮市国民健康保険特定健康診査の結果について年齢調整を行った上で、標準化比を用いて国・県との比較をした結果が下記の表です。標準化比が基準値である100より高い場合は西宮市の状況が国・県と比較して悪いことを示しています。確率的に偶然とは考えにくく、意味があると考えられる差を「有意差」と呼びます。アスタリスク(*)のある数値は、一定の水準を満たしており、有意差があると言えます。
(2)分析結果
腎臓障害の数値を表すクレアチニンの有所見者の標準化比は、県と比較して40~64歳の男性・65~74歳の女性が悪い状況です。尿酸は血管を傷つける原因となるもので、65~74歳の男性は国よりも、やや悪くなっています。LDLコレステロールは動脈硬化要因であり、腎臓の血管の動脈硬化を悪化させます。男女共に国と比較するとやや悪くなっています。BMIと腹囲は摂取エネルギーの過剰を示します。BMIは、男女共に、国・県よりも低い状況です。腹囲については、男性は県よりやや悪くなっています。一方で、女性は国・県よりも低い状況です。
詳細はこちら
CKD予防連携事業効果検証報告書(PDF:5,740KB)
4.今後の取組について
今回の結果を西宮市医師会や関係機関と共有し、慢性腎臓病(CKD)予防連携事業を推進していきます。
5.リンク
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お問い合わせ先
国民健康保険課 保健事業チーム
西宮市六湛寺町10-3西宮市役所本庁舎1階
電話番号:0798-35-3115
ファックス:0798-22-7288