フォークデュオ「紙ふうせん」を招き、人権平和講演会とライブを開催しました

実施日：2025年12月5日

　12月5日（金曜）、フレンテホールで「音楽でつながる人権と平和のひととき～あなたの手が届く世界が平和であるために～」が開催され、市民ら約140人が参加しました。

　西宮市では、原水爆禁止西宮市協議会とともに、市民各層への平和意識の高揚を図るため各種の平和啓発事業に取り組んでいます。今回は、西宮市制施行100周年を記念して、フォークデュオ「紙ふうせん」を招き、講演会とライブの2部構成で実施しました。

　「紙ふうせん」は、後藤悦治郎（ごとう・えつじろう）さんと平山泰代（ひらやま・やすよ）さんの2人組で活動しており、「翼をください」「冬が来る前に」など数々の名曲で知られています。

　講演会では、後藤さんが人権や平和について、アメリカの公民権運動の歴史などを例に挙げながら話され、来場者は熱心に聞き入っていました。

　講演会の後は、フォークデュオ「紙ふうせん」のライブ。ステージに2人が現れると会場は一気に華やぎ、名曲「竹田の子守唄」、青春のスタンダード曲「冬が来る前に」などの人気曲を披露する度に、会場からは大きな拍手がおくられました。中でも、会場と一体となって歌う「翼をください」では、観覧席がいっそう熱気で包まれていました。

　西宮市が平和非核都市宣言を行ったのが昭和58年の12月。そのことを意識して同じ月である12月の開催とした今回のイベントは、市制施行から100周年を迎えた2025年の年の瀬にふさわしい心温まる事業となりました。

お問い合わせ：人権平和推進課（0798-35-3319）