外国人指導助手（ALT)の先生が石井市長と藤岡教育長に退任の挨拶

　令和7年（2025年）7月17日（木曜日）、西宮市立学校で外国人英語指導助手（ALT）を務めてきたジュリー・ウェイクマンさんが、任期終了に伴い西宮市役所を訪れ、石井市長と藤岡教育長を表敬しました。ウェイクマンさんは、スポーケン市教育委員会から2022年8月に派遣され、3年間を西宮市で過ごし、この期間瓦木中学校や上甲子園中学校など市内4校で、ALTとして生徒たちに英語を教えてきました。
　石井市長から西宮で得た学びについて聞かれたウェイクマンさんは、ご自分の専門分野である特別支援学級について、日本では米国よりも支援学級の生徒が普通学級の生徒と関わる機会が多く、それによって双方の学級の生徒が学ぶことが多いと感じたと話しました。藤岡教育長からはウェイクマンさんの人柄のおかげで西宮の子どもたちが素晴らしい英語教育を受ける機会があったことへのお礼と日本の英語教育の改善点について質問があり、ウェイクマンさんからは文法にあまり注力するのではなくスピーキングとライティングにもっと力を入れたら良いこと、先生1人対生徒という形だけではなく生徒同士でチェックをしあうようなシステムを作れば生徒が自分自身で間違いに気づくことが出来るようになると思うとのお話がありました。
　ウェイクマンさんは帰国されますが、今後も西宮市での指導経験を生かし、さらに活躍されるでしょう。