ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)の予防接種
更新日:2026年4月1日
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概要
ヒトパピローマウイルス(HPV)は皮膚や粘膜に感染するウイルスで、100種類以上あります。
このうち主に粘膜に感染する種類は、性行為を介して生じる表皮の微少なキズから、生殖器粘膜に侵入して感染するウイルスであり、海外においては性活動を行う女性の50%以上が、生涯で一度は感染すると推定されています。
粘膜に感染するヒトパピローマウイルスのうち少なくとも15種類は子宮頸がんから検出され、「高リスク型ヒトパピローマウイルス」と呼ばれています。
高リスク型ヒトパピローマウイルスの中でも16型、18型とよばれる2種類は特に頻度が高く、海外の子宮頸がん発生の約50~70%に関わっていると推定されています。
HPV未感染者を対象とした海外の研究では、感染や前がん病変の予防にワクチンが効果的であることが示されています。
対象者
小学校6年生から高校1年生相当年齢までの女子(12歳となる年度から16歳となる年度の末日まで)
標準的な接種期間
中学校1年生(13歳となる年度の初日(4月1日)から、当該年度の末日(3月31日)まで)
接種回数と間隔
接種を開始した年齢により、接種回数が異なります。
| 1回目接種時の年齢 | 標準的な接種方法 | 左記をとることができない場合の接種方法 (最低限必要な接種間隔) | ||
|---|---|---|---|---|
| 回数 | 接種間隔 | 回数 | 接種間隔 | |
| 小学6年生~14歳(※) | 2回 | 1回目から6月あけて2回目 | 2回 | 1回目から5月以上あけて2回目 |
| 15歳~高校1年生相当 | 3回 | 1回目から2月あけて2回目 1回目から6月あけて3回目 | 3回 | 1回目から1月以上あけて2回目 2回目から3月以上あけて3回目 |
※1回目から1月以上5月未満で2回目を接種した場合は、3回接種となります。(2回目と3回目の接種間隔は3月以上)
注意
- 標準的な接種スケジュールで接種する場合、合計2回又は3回の接種を完了するまでに最短でも6か月必要です。
- 標準的な接種スケジュールですべての接種を公費負担(無料)とするためには、16歳となる年度の9月末までに1回目の接種を開始する必要があります。
使用ワクチン
9価ワクチン(製品名:シルガード9)
委託医療機関及び実施方法
接種を検討されるにあたって
ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)の予防接種は、その有効性と接種による副作用(副反応)が起こるリスクを十分に理解したうえで受けるようにしてください。
予防接種の有効性とリスク、その他の関連情報などについては、以下の厚生労働省のホームページに掲載の資料などをご参照ください。
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(外部サイト)![]()
ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)の予防接種後に生じた痛み等症状について
予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、接種後に痛み、しびれ、脱力、その他異常な症状があるときは、すみやかに接種した医療機関の診察を受けてください。
また、厚生労働省および兵庫県において、ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)の予防接種後の副反応(主として痛み、しびれ、脱力など)について被接種者とそのご家族に対して適切な医療を提供するための体制が整備されています。
相談窓口や、協力医療機関についての詳細は、以下の厚生労働省および兵庫県のホームページをご覧ください。
兵庫県における協力医療機関
- 神戸大学医学部附属病院
- 兵庫県立尼崎総合医療センター
- 兵庫県立はりま姫路総合医療センター
協力医療機関での受診を希望される場合は、ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)の予防接種を受けた医療機関で接種後の症状について受診してください。
その後当該医療機関の医師から、協力医療機関へ紹介するという手続きとなります。
健康被害救済制度
定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく健康被害救済制度により、補償を受けることができます。(過去に任意接種として接種した予防接種は対象外)
医師の診断に基づき、予防接種健康被害救済制度の申請をする場合は、西宮市健康増進課(0798-35-3308)までご相談ください。
【厚生労働省】予防接種健康被害救済制度について(外部サイト)![]()
【厚生労働省】ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について(外部サイト)![]()