7月 健康づくりコラム
保健師のひとりごと

香りの害(香害)を知っていますか?

写真:谷口保健師
谷口保健師

汗のにおいが気になって、つい多めに柔軟剤を使用したり、普段より香水を多く付けていませんか。

嗅覚には同じにおいを嗅ぎ続けると、そのにおいを感じにくくなる性質があり、使用量が増える傾向があります。

皆さんは香害(こうがい)という言葉を耳にしたことはありますか。

柔軟剤や芳香剤、制汗剤などに含まれる香料(化学物質)のにおいによって、目や喉の痛み、頭痛、吐き気などのさまざまな症状が引き起こされることがあり、そのような症状に苦しむ人がいることから、香害と呼ばれています。

市では、香りで苦しむ人がいることを知ってもらうため、市内各所にポスターを設置しています。「香害」を知り、周囲への配慮をお願いします。

【問合せ】保健予防課(0798・26・3669)

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