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鉄欠乏性貧血について

更新日:2025年9月19日

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貧血の症状といえば、めまいや立ち眩みだけだと思っていませんか?実はそれ以外にも、倦怠感や頭痛、動悸、息切れ、肌荒れ、爪の変形、むくみなど、様々な症状があります。早めに気付いて、対処することが大切です。

目次

  1. 鉄欠乏性貧血とは
  2. かくれ貧血にご用心!
  3. 貧血に関する検査項目
  4. 貧血を予防するための食事ポイント

貧血の原因は様々ですが、最も多いのが赤血球に含まれるヘモグロビンの構成要素である鉄が不足しておこる「鉄欠乏性貧血」です。

女性は生理や妊娠出産などで多くの鉄が必要になるため、貧血になりやすいです。その他にも喫煙、無理なダイエット、偏食、加工食品やインスタント食品を多く食べるなどの生活習慣も関係しています。男性、女性に関わらず貧血になる可能性があります。

貧血に関係する生活習慣を説明した図

ヘモグロビンの濃度は正常範囲だが、体内の貯蔵鉄が減少している状態のことを 「かくれ貧血」といい、放置すると貧血になる可能性があります。
日本女性の40%、とくに月経のある20代~40代の女性の約65%が「貧血(鉄欠乏性貧血)」もしくは「かくれ貧血」と言われています。詳しくは参考リンクをご確認ください。
<参考リンク>
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鉄欠乏性貧血に関する検査項目として、赤血球数、ヘモグロビン(血色素量)、ヘマトクリット値、MCV、MCH、MCHC、血小板数などがあります。ご自身の健康診断の結果をご確認ください。
※職場等で実施される健康診断の検査項目に含まれていないことがあります。

  • 定期的に健康診断を受け、ご自身の体の状態を確認することが大切です。自覚症状がある、もしくは健康診断で「治療が必要」に該当した項目があれば、早めに医療機関へご相談ください。
  • 西宮市では、生活習慣病の予防、早期発見・早期治療を目的に健康診査やがん検診等を実施しています。詳しくは 「けんしん」のご案内(令和7・2025年度)をご覧ください。

  • 鉄を多く含む食品をとりましょう

鉄は意識しなければ不足しやすいうえに、吸収されにくい栄養素ですので色々な食品を組み合わせてとりましょう。

鉄を多く含む食品:赤身肉、レバー、赤身魚(まいわし・かつお・まぐろなど)、あさり、かき、ひじき、青菜野菜(小松菜・ほうれん草など)、大豆製品(納豆・豆乳など)

鉄分たっぷりレシピは「バランス食レシピ集~ 生活習慣病予防~」をご覧ください。

  • 偏った食事、欠食はせずに3食きちんと食べましょう

「赤」「黄」「緑」の食品を偏らずにバランスよくとりましょう。
「赤」の食品である肉、魚、大豆製品、卵などに含まれる良質のたんぱく質は、ヘモグロビンの材料になります。
「緑」の食品である野菜や果物などに含まれるビタミンCは、鉄分の吸収を助けます。

  • ゆっくりよく噛んで食べましょう

鉄は胃酸と合わさることで吸収されやすくなります。ゆっくりよく噛んで食べ、胃酸の分泌を促しましょう。

このほか、各保健福祉センターでは健康相談・栄養相談を実施しています。詳細は「各種健康相談」をご覧ください。


お問い合わせ先

健康増進課

西宮市池田町8-11 池田庁舎内

電話番号:0798-35-3127

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